京都山城総合医療センターの病棟/委員会のご紹介
各病棟では、特化した知識・技術の向上に向けて病棟教育委員が活発に企画運営しています。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患、大腿骨頚部骨折などの患者さんに対し、状態が安定し、機能や能力の改善が認められる時期に、身体機能・基本動作能力の向上、ADL(日常生活活動)能力向上、家庭復帰、職場復帰などを目的とした集中的なリハビリテーション治療を365日提供します。必要な方には退院前の訪問や家屋調査を行い、自宅で安心して生活していけるよう看護師や療法士、社会福祉士、管理栄養士など多職種が連携し支援していきます。スタッフ全員一丸となって明るく元気にアットホームな環境づくりに力を入れ、「一緒に頑張る病棟」を目指しています。
8階病棟(地域包括ケア病棟)が開設し、9年が過ぎました。昨年度の診療報酬改訂に伴い、現在の地域包括ケア病棟の受け入れ患者は、白内障・ソケイヘルニアの手術目的やCKD、レスパイト、嚥下評価、自院内での転棟などを受け入れています。内科・腎臓内科、外科、脳神経内科、整形外科など多岐に渡る疾患を受け入れ、安心・安全な入院生活が送れるよう、日々精進しています。又、地域包括ケア病棟として退院支援にも力を入れており、在宅に向けての家族指導、地域との連携など積極的に関わっていけるよう心がけています。今後も患者さんの個別性を活かした看護を提供できるよう頑張っていきたいと思っています。地域包括ケア病棟「彩り」をよろしくお願いします。
7階病棟は循環器内科・消化器内科・糖尿病代謝内科などを主体とした急性期内科病棟です。生命の危機に直面している患者さんから、生活習慣に関する患者さんへの指導・支援まで幅広い看護を提供しています。また、私たちは患者さんと医療スタッフ間はもちろん、医療スタッフ同士においてもその関係性を大切にし、対話を重視した関わりを心がけています。お互いの関係性を高めることで成長し合い、良い結果を生み出すことを目指し日々努力しています。
6階病棟は、消化器・呼吸器・乳腺・脳神経外科・腎臓内科・眼科を対象にしている病棟で、手術や化学療法などの治療期から回復期、終末期まで幅広い看護を行っています。
自分の家族や大切な人に看護を提供する気持ちで、患者さんに寄り添い、高いQOL(生活の質)を保てることを目指しています。患者さんのご家族の思いや希望を聞きながら、一緒に医療に参加できる『患者参画医療』や多職種と協働する『チーム医療』にも力を注いでいます。
知識に基づいた確かな技術で、安全かつ安楽な療養環境を整えながら、患者ファーストの看護を心がけています。
整形外科、泌尿器科、脳神経内科、内科の混合病棟です。患者様の多くは、手術・内視鏡的治療・リハビリなど退院を目指し治療に専念されています。患者様の年齢も高く治療後、退院に向けて他部署や地域との連携が不可欠な部署でもあります。私たちは、急性期から在宅を見据え、患者様・ご家族を支える看護が提供出来ればと考えています。今後も患者様・ご家族を支える看護が提供出来ればと考えています。今後も患者様・ご家族が笑顔で退院していただけるよう努力していきたいと思っています。
4階病棟は、産婦人科・小児科・眼科を主として、様々な診療科の女性の方に入院していただく病棟です。産婦人科と小児科は密に連携し、妊娠前から妊娠中・出産・産後・子育てまで、この地域で「安心して産み育てる」ことをサポートしています。また、様々なライフステージにある方々が、その人らしく、女性としての発達段階に合わせた役割機能を発揮できるように、私たちはひとりひとりの患者さんと丁寧にかかわり、温かいこころを持って、質の高い看護を提供できるように取り組んでいます。
3階病棟では、重篤な患者さんを対象とする集中治療室と、コロナ感染症患者さんを受け入れている病棟で運営されています。どちらにおいても、医師、看護師をはじめ、薬剤師、臨床工学技士、各リハビリのセラピスト、医療メディエーター等の専門職が協働し、治療にあたるチーム医療が不可欠となっています。また他の病棟と大きく違うのは、全ての診療科に対しての受け入れをしている点です。そのため、専門的な知識だけでなく、幅広い知識や技術が求められている部署です。私たちは各職種がその力を最大限に発揮し、最高の医療を提出する為に、看護師だけでなく、医師やコメディカルとのコミュニケーションを大切にしています。そして何よりも、日々成長し、患者さんとよりよい関係性を築くことができるよう、努力しています。
外来では高齢化社会が進む中、安心して医療を受けることができる支援を目指しています。在宅と病院、病院と近隣の医院・施設・訪問看護等との架け橋となれるように、院内・院外の多職種との連携を大切にして地域住民の皆様を支えていけるよう努力してまいります。
腎センターでは、25台の血液透析ベッドを保有し、医師、看護師をはじめ臨床工学技士や看護助手など多くのスタッフが関わっています。スタッフ全員が、患者さんに安心して治療に望めるような質の高い医療を提供し、有意義な療養生活を送っていただけるよう、サポートすることを心がけています。具体的には、腎不全の進行予防(慢性腎臓病(CKD)の指導、教育)から、個別化腎代替療法(選択支援、腎移植地域連携)、透析医療(血液透析・腹膜透析)にいたるまで“全腎的”な診療や看護を提供しております。また、ブラッドアクセス(シャント)の管理とトラブルの対策を行い、医師によるエコーガイド下シャントPTAを支援しています。さらには、下肢壊疽予防や災害対策にも腎センタースタッフが連携して取り組んでいます。透析機器のメンテナンスや水質管理は臨床工学技士を中心に日々行われており、地域活動として一般市民を対象に「腎臓病教室」を年1回定期的に開催しています。
手術室は、年々手術件数が増加しています。その中でも忘れてはいけないこととして、心のかよった看護の提供を心がけています。また安全に手術を受けていただけるように、職員間でも連携を取ることに気を付けています。手術を担当される先生方とも、コミュニケーションを取り、良い緊張感で業務に取り組んでいます。色々な経験を積み、自己研鑽にも励んでおります。
教育委員会
自ら学びの姿勢により自己成⻑の意欲を培っていく教育プログラム、クリニカルラダーに基づいた教育の企画運営・評価を行います。
業務委員会
日常の看護業務に対し常に疑問を持ち、エビデンス(検証結果)に基づいた業務改善をすすめる会です。病院理念である「安全」を第一に考え「人・者・金・情報・時間」を上手く活用できる方法を検討しています。
看護記録委員会
他部門、他の委員会と連携を図り、看護支援システムの効率化を目指し活動をしています。また、看護記録において看護診断の勉強会を全職員対象に実施し、記録の質向上に取り組んでいます。
看護の日委員会
看護の日とは、5月12日のナイチンゲール生誕の日に由来し、看護の心を社会全体に広めることを目的として制定されました。当院では毎年、「看護の日健康フェスタ」を開催し、地域住民の皆さまの健康の増進を図り、併せて親睦を深めるための取組みを行っています。
副師⻑主任会
月に1回、各部署の副師長及び主任が集まり、スタッフの意見を吸いあげ、WLBの推進等働きやすい環境作りを目指すとともに、再就職支援や病院説明会などの活動も行っていいます。
認定看護師会
6分野の認定看護師7名で活動しています。認定看護分野ごとの専門性を生かしながら、役割である「実践」「指導」「相談」を行い、地域住民に向けての情報を発信することで病院全体や地域における看護の質の向上に努めています。
臨床指導者委員会
当院では毎年、看護学生を受け入れ、未来の看護師の育成を積極的に行っています。各病棟に臨床指導者を配置し、実習環境を整えるとともに各学校の教員の方々と打合せを行っています。学校と患者・家族の連絡調整や、学生のフォロー、スタッフへの伝達事項と役割は多岐にわたります。一人前の看護師になれるよう、そのお手伝いをしていきたいと思っています。
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