腎センター
お知らせ
腎センターでは、25台の血液透析ベッドを保有し、医師、看護師をはじめ臨床工学技士や看護助手など多くのスタッフが関わっています。スタッフ全員が、患者さんに安心して治療に望めるような質の高い医療を提供し、有意義な療養生活を送っていただけるよう、サポートすることを心がけています。具体的には、腎不全の進行予防(慢性腎臓病(CKD)の指導、教育)から、個別化腎代替療法(選択支援、腎移植地域連携)、透析医療(血液透析・腹膜透析)にいたるまで“全腎的”な診療や看護を提供しております。
慢性腎臓病の患者様には、生活習慣や食生活の見直し、腎臓のことをより詳しく学んで頂けるよう教育入院を担当しております。また、腎代替療法に向けて、患者様ご自身とその家族の方が治療の選択を意思決定頂くための「腎代替療法選択外来」も行っています。透析患者様には安全な透析医療を提供できるよう努めるとともに、腹膜透析患者様では、外来での定期的な指導や検査を行い、血液透析患者様では、ブラッドアクセス(シャント)の管理とトラブルの対策を行い、医師によるエコーガイド下シャントPTAを支援しています。また、下肢壊疽予防や災害対策にも腎センタースタッフが連携して取組んでいます。透析機器のメンテナンスや水質管理は臨床工学技士を中心に日々行われており、安心、安全な透析治療にむけて取り組みを行っています。地域活動としては、一般市民を対象に腎センター主催の「腎臓病教室」を年1回定期的に開催しています。以上のように地域の腎センター施設として保存期から維持期までの幅広い腎疾患患者のケアができるように、スタッフ一同日々努力しています。
プラスαの有資格者
- 慢性腎臓病療養指導士
- 腹膜透析認定指導看護師
- 認定血液浄化臨床工学技士
- 透析技術認定士
- フットケア指導士
- リンパ浮腫セラピスト