京都府南部の中核病院小児科として、近隣機関と連携し、赤ちゃんから思春期への成長発達を見守る拠り所を目指します。

小児科医は『こどもの総合医』です。何でもご相談ください。

外来診療

午前の一般外来では、発熱、咳、下痢などおもに感染症による急性疾患の治療のほか、慢性的な症状に対する初期診察も行っています。近隣診療所からの精査依頼、入院要請についても積極的に対応しています。午後の専門外来(完全予約制)では、血液・免疫(月)/腎疾患(火)/循環器(火)/神経・発達(木)/内分泌・代謝(第2・4金)/アレルギー(木・金)と幅広い領域をカバーしています。また、おもに院内出生の赤ちゃんを対象とした乳児健診(水)、基礎疾患をお持ちのお子さまに対する専門的予防接種(月・火)のほか、臨床心理士と連携したカウンセリング・心身症の診療(月)も行っています。

救急診療

日曜・祝日（終日）および木曜（夜間）は、山城南医療圏の輪番担当として、小児科医が救急対応しています。
その他の平日夜間についても、近隣診療所から入院が必要なお子さまの紹介があれば受け入れています。

入院診療

外来・救急・紹介患者さま、また院内出生のうち早産の赤ちゃんなど含め、年間入院件数は500～600件です。遠方の専門医療機関で治療されたお子さまの回復期の転院先としても対応しています。
また、食物アレルギー負荷試験や、成長ホルモン分泌刺激試験など、検査目的の日帰り・短期入院も行っています。

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京都府周産期医療情報システムの補完施設として、開設時から日本周産期・新生児医学会周産期専門医制度における周産期新生児専門医暫定補完研修施設となっています。年間550名前後の院内出生児を検診し、70～80名の病的新生児・未熟児を入院管理しています。そしてさらに高度医療を要する年間2～3名の新生児・未熟児は、京都府周産期医療基幹施設と連携し、慎重な周産期医療を確保しています。なお、里帰り分娩で近隣他府県の高度専門医療機関にお世話になられた方々のバックトランスファー病院として積極的に対応いたします。周産期医療の特殊な診療やフォローアップに関しましても現在の主治医の先生にご相談下さい。
周産期医療の詳細はコチラをご覧下さい。

日本小児科学会のホームページにありますように、子どもの心の問題に関しましてもできる範囲で対処していこうと考えています。診察が長時間に及ぶ可能性があるため事前予約をお願いいたします。

小児科救急体制

山城南医療圏における休日の当直体制を確保するために、当院と学研都市病院,田辺中央病院が連携し、「小児救急医療体制強化支援対策事業」が施行されています。ただし、ゴールデンウィークや年末年始はこの限りではありませんので、受診前にご確認下さい。
☆受診は早めにかかりつけ医へまずご相談下さい。